うなぎのタレに命

有機素材 麹菌物語

京都 玉乃光酒造

有機純米吟醸
GREEN山田錦使用

最高峰の希少な日本酒を
タレの原料に使う「はなれ業」

日本酒好きの間でも頂点と称される純米吟醸山田錦。
中でも希少価値の高い「有機」の酒米で作られるのは一握り。
たむろがタレの原料に選んだのは

玉乃光酒造の『有機 純米吟醸 GREEN 山田錦』。
「日本の文化を守ること」を信念に、酒米にこだわり、

江戸時代から受け継がれる手づくりの製法で生み出される銘酒は、

まさに神が宿る一杯でした。

絶滅危惧種
“有機山田錦米”

有機栽培の山田錦米の作り手は、滋賀県近江八幡市の垣見農園を営む垣見治夫さん。
琵琶湖に面した盆地である近江八幡市は、絶え間ない水資源の恩恵を受ける農作地。
周囲を囲む山地から400以上もの河川が豊富なミネラルを蓄えて流れ込み、周囲に肥沃な土壌をもたらしています。さらに、吹き抜ける強い風が害虫の駆除にも一役買っているといい、有機栽培に取り組む農家も少なくありません。
そんな中、通常の稲よりも背が高く、風の煽りを受けやすい山田錦を有機農法で育てるのは一筋縄ではいかないのも事実。栽培技術を日々追求し、その息吹を現代に受け継いでいます。

磨く

時間と手間暇
かけて米を磨く

玉乃光酒造では精米も自社で行います。
酒米の中心部にある心白を傷つけないように残す「扁平精米」を行うため、とにかく時間がかかります。
精米歩合60%以下まで磨くために必要な時間は約1日。
品種、生産年度、生産地、生産者、精米時の気候などに合わせて、精米の仕方を変えながら、お米を割らない、汚さない精米にこだわっています。

洗浄

米の洗浄と
浸漬

精米された有機山田錦米を洗浄し、余分なものを取り除きます。その後、水に浸けて水分を吸収させ、米を柔らかくします。
この洗米の段階から、使用する水は名水100選にも選ばれるほど良い水として知られる桃山丘陵を水源とする伏流水。

蒸す

米を蒸す

柔らかくなった米を巨大なせいろで蒸すことで、でんぷんを糖化させていきます。蒸気の加熱によって、米がふっくらとし、麹菌の働きやすい状態を作ります。
麹化

米の麹化

蒸しあがった米に麹菌を加え、酵母と共に酒母を作ります。この酒母が後の発酵の基盤となり、酒の香りや味わいを決定づけます。
発酵

醪の仕込みと
発酵

麹化した米と水を混ぜて醪(もろみ)を作り、酵母を加えて発酵させます。この段階でアルコールが生成され、酒のベースが完成します。
醪は「添仕込」「仲仕込」「留仕込」という昔ながらの三段仕込みで作られます。常に酸度や温度を調整し、酒の品質を極限まで高めていきます。

仕込

仕込み10日目

醪の発酵・熟成が進んだ10日目。生き物のように気泡を出し続け、独特のいい香りを放っています。美しい米の花を咲かせた元気な醪に育ちました。 巨大なタンクでうなぎ屋たむろのタレ用の純米吟醸酒が仕込まれています。
搾り

澱や不純物を
取り除く

発酵が終わった醪をろ過して、清澄な酒にします。澱(おり)や不純物を取り除き、透明度の高い日本酒がこうして生まれるのです。
飲んで美味しい極上の純米吟醸酒をふんだんに使用して作ったタレの味とは…?
ぜひ蒲焼でご賞味ください。

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